北欧テイストの前に、寝室を落ち着く空間にする上で大切なのが「情報量を減らす」ということです。
おしゃれなホテルの寝室の写真を見るとどれも広々とした空間で、すっきりとして見えます。
これは部屋の情報量を操作している効果であり、よく注目すると極端に物が少ないことが分かるでしょう。
まずは部屋の物を減らして、すっきりと見える土台作りから始めるのが大事です。
次に、基調となる部屋のカラーリングも見ていきます。
物を減らすだけでなく、色の情報量も減らして統一感を出します。
もちろん上級テクニックにビビッドなカラーを「差し色」として用いる手法もありますが、ひとまず置いておいて色味を減らしていきます。
壁紙のホワイトや淡いパステルカラー、木目や木材の色を活かしたカラーリングなどの色の面積を増やすとコーディネートしやすいです。
部屋がすっきりして、色味も統一されて落ち着いた空間に変化したところでいよいよ北欧インテリアの登場です。
よくある寝室のアイテムの候補に、照明が挙げられます。
柔らかい光を演出したいので、電球色のランプを使っても良いでしょう。
北欧風を目指すのであれば、電球の中身が見えるタイプよりも表面が白くて直接的な光が当たらないタイプがおすすめです。
淡い光を演出して、リラックス効果が高まります。
加えて、インテリアとして昼間も楽しめるようなルックスの照明器具を導入すれば冬の時間を楽しく過ごすという北欧の文化を理解したお部屋に変わります。
他にも小道具としておすすめなのは、木々やトナカイなどの柄を採用したブランケットです。
暖を取れるのはもちろん、北欧テイストがアップします。